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国重要文化財 木ノ中地蔵大菩薩 県重要文化財 満願寺地蔵大菩薩 を守る保存会


国重要文化財 木ノ中地蔵大菩薩 県重要文化財 満願寺地蔵大菩薩 を守る保存会
発足にご協力ください。

 《国重要文化財》木ノ中地蔵大菩薩、《県重要文化財》満願寺地蔵大菩薩の両地蔵尊とも、今から800年余り前の平安後期の作といわれています。
木ノ中地蔵 木ノ中地蔵尊は、1本の木から3体の地蔵尊を切り出したその中間の部分から彫り出されたもので、ゆえに木ノ中地蔵とよばれ、古くから木の本地蔵(木の根本に近い部分)と兄弟地蔵といわれています。
 また、満願寺地蔵尊は、聖徳太子が比牟礼の地(今の八幡山の麓)に巡錫(じゅんしゃく)され、4ヵ寺を建立された1ヵ寺の本尊(満願寺は現存しない)で、当山の願成就寺もその1つです。学術的には、現在では前立ちとなっておられる満願寺地蔵の方が価値があるといわれています。
 いずれの地蔵尊も子どもの守り本尊で、ひきつけ・てんかんなどに絶大なご利益があり、昔から八幡名物の「赤こんにゃく」を供えて祈願をすればこどもの病が治るとされ、近年までその信仰が受け継がれてきました。世代がかわるにつれ消滅していったことは寂しいことです。さらに、現世の人間としての行いが正しく守られているかどうか、常に見守り、懺悔の気持ちを起こさせていただけるのが地蔵尊であり、その地蔵尊の化身が天国と地獄の分かれ目におられる「閻魔大王」(えんまだいおう)であるといわれています。木ノ中地蔵
 この地元の産業と結びついた両地蔵尊を守ることによって、古くから継承されてきた郷土の文化財を保存することは、私達日本人が脈々と営んできた生活と信仰が結びついた文化を、未来に継承しようとする私達の心の支えに通じるものであると信じます。
 現在の両地蔵尊の維持は、近隣商店街で形成する木ノ中奉賛会で細々とお守りしてまいりましたが、私達の力だけではとても今後の維持を継続していけるかどうか危倶しています。
 その本意をご理解いただき、貴重な文化遺産である地蔵尊を広い方々によって支えていただき、文化の継承に寄与して参りたいと存じますので、「保存会」の発足にご加入下さいますようお願いとご案内を申し上げます。 

「木ノ中地蔵尊保存会」 1口年会費  1,000円
差し支えなければ住所と氏名 TELを添えてまでご持参下さい。

木ノ中奉賛会(近江八幡商工会議所 門前通り商店街事務局)
住所 〒523-0893 滋賀県近江八幡市桜宮町231−2
TEL 0748-33-4141



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